子供をのびのび育てたい

LIVE LOVE 住まい 設計工房 大竹建築事務所

大竹 司人

これまでの住まいは間取りが悪く、台所や食堂は狭くて暗い部屋でした。居間は2階にあり、子供が学校から帰ってきても声をかけないとわかりません。子供の成長とともに暮らしにくさも増大、不便な暮らしを改善するために改築となりました。
新しい住まいへの希望は、暮らしやすい間取り、明るい部屋、子供がアレルギーのため健康に配慮した仕上げとする、雨水やソーラーなど自然環境を有効に利用したい、などでした。
新しい家の中で一番広く中心となる部屋は1階のLDK(台所、食堂、居間が一室となっている)です。外出から帰った時も、出かける時も必ず通ります。広くて明るく、家の中で一番快適な部屋であり、暮らしの中で自然に集え、居心地のよい家族の集まり部屋です。
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写真:家族が自然に集えるLDK

2階の子供部屋は広さの制約もあり、同性であることから、3人の共同部屋としています。
狭さを補うためにロフト(小屋裏)を活用しています。山小屋風のロフトへは梯子と木製のクライミングブロツウで登ります。慣れるまで注意が必要ですが、親も子供も近所の子供たちもー緒に楽しんでおり、大人の運動不足解消に役立っているようです。
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写真:梯子とクライミングブロックのある子供室

2階の物干し場は、アウトドア好きのご主人の希望でバーベキューができる広さを確保しました。近所の人が家の中を通らずに参加できるように、庭から直接登れるように外階段を設けています。夏の季節には材料を持ち寄り、家族どうしで楽しく食べて会話が弾むことでしょう。
各室の床は桧の無垢材(緑甲板張り)、壁、天井はパルプを原料とした壁紙、2階天井は杉板にするなど、室内全体に自然素材を使用しています。暖房は太陽熱を利用した床暖房で、冬季には玄関を入ると穏やかな暖かさが感じられ、ほのかな木の香りが身体を包みます。夏季には排熱を利用して、台所や浴室に給湯しています。
自然材料の使用で喘息やアレルギーの心配がなくなりました。生活の中心であるLDKは明るくて風通しがよく、冬季には2階の階段を通じて1階奥の台所まで光が入ります。
住まいの中で一番気持の落ち着く場所です。
子供たちが帰ってきても」DKには母親がおり、親も子供も安心です。自然に会話が多くなり、家族のコミュニケーションも増えました。
子供をのびのび育てたい、ご家族の成長が楽しみです。
家族が自然に集えるLDK

(設計工房大竹建築事務所)
(『森林組合』 No.481、2010.7)

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